日: 2010年6月13日

FLOWERS

FLOWERS -フラワーズ-
 
 
「何で?」 
 
昭和初期から現代までの映像を現在のキャストと技術でどうやって表現するのかが非常に気になった。
 
公式website内のプロダクションノートに「昭和初期はモノクローム・昭和初期はテクニカラー調」みたいな映像を表現した、とあったからね。
 
 
 
まぁ昭和初期モノクロームのシーンは内容が内容なだけに小津映画を想起せざるを得ない訳で……
 
と言うか、ローポジとかちゃぶ台とか頑固オヤジとか嫁入り話とか正面切り返しとか……まんまオマージュですよね?!
 
 
 
続く昭和中期のシーンはALWAYS 三丁目の夕日と同じ制作会社だけあってお手のもの。 
映像の色彩・美術も雰囲気があった。
 
この時代の風俗は女性よりも男性のヘアスタイル・ファッション・小物がらしく見せるアクセントと思う。
 
 
ライティング・カメラワーク・美術・衣装・仕上げ……勿論6人の女優と脇を固めるキャストの演技も、 
それぞれが時代の匂いを感じさせる。そういった映画でした。