日: 2011年7月7日

STS-135

いよいよスペースシャトル最後のミッションが行われる。
 
スペースシャトルが宇宙に飛び始めた80年代。ど真ん中の我々の世代は
アニメやSF映画の中で頻繁に出てくる宇宙生活に憧れを抱くと共に、
その延長線上に現実世界のスペースシャトルを見上げていた。
 
 
スペースシャトルは何と言ってもカッコイイ。 
どうしてもソユーズ等一般のロケットは「ただ単純に打ち上げられて、終われば突入ポッドで落ちて来る」
 
という印象を受けるが、帰還時のオービタは大気圏突入後、そのリフティングボディで滑空しながら、
 
パイロットの「操縦」が介在して空軍基地に「着陸」する。そこがすごくカッコイイ。
安全性やコスト面でどうしてもスペースシャトル計画は終了せざるを得なかったのだろうが、
 
機体のコンセプトはこれからの民間の地球軌道上周回宇宙船に生かされるのだと思う。
  
生きている間に乗ってみたいものだが、一体幾ら掛かるのか……