日: 2006年11月8日

プロバイダーの役割 その2

(先日の続き)
最近のトレンドとしては、バックボーンの太さに自信がある大手プロバイダーは、
自前或いは他の動画コンテンツプロバイダと提携して動画配信サービスを売りとしている。
また一方では、メールのウイルスチェックやスパム防止などのメールセキュリティサービスで顧客獲得に動いている。
変わった所ではこういう所がある。
「アクセス回線」のみのサービスが基本で、その他メールやwebスペースはオプションor他所でやってくれ、と言うもの。
「インターネットアクセスプロバイダ」は本来インターネット接続のサービス自体が目的であるので、
このような「基本は”ナシナシ”」というサービス形態はおかしくも何とも無い。
メールサービス、webスペースは他で揃えたいと言う人にはもってこいのサービスだ。
しかし、このiijmio、サービスを開始して随分経つがいまいち人気が無い。と言うか現状では知る人ぞ知る、マイナーなブロバイダブランドに留まっている。
理由は単純、高いから。
いくらiijブランドでも、ADSLなら1,000-1,200円、光系なら1,500円前後が適正な価格帯だと思うのだが……