ゲームはリアルタイムで観戦していました。
数日間録画を見返して、改めていろいろ考えましたがなんか逆にまとまらなくなっちゃって……の感想です。
戦前の予想だとSFやや有利でした。
リーグ1位のパスディフェンスはマホームズの爆発力を抑え、強力なランオフェンスはKCのディフェンスライン陣ではなかなか止められないでしょう。
ただ、KCもカンファレンスチャンピオンシップではTENの強力ランを抑え込める事が出来たので対策が出来れば互角まで行けるかな、みたいな感じ。
KCのO#はリーグ1位のパスディフェンスを誇るSFディフェンスラインに悩まされました。計2INTも喰らいこのままで終わりかなと思いましたが4Q最後の10分間に爆発し3TD。QBマホームズの精神力と冷静なプレイ。ここぞのプレイ時にWRヒル・TEケルシーが素晴らしいキャッチとRBウィリアムズのラン。10点差をひっくり返しました。
SFのO#は主力RBモズタートのランと今まであまり見なかったFBユーズチェックやTEキトルがターゲットになるパス。ラン一辺倒ではなくパスを織り交ぜたプレイはかなり効果が出ていたと思います。
3Qまでのオフェンスはほぼ成功していたと思いますが、4Qで詰め寄られた後のドライブでは必ず1本取り返さないといけませんでした。
そうしないと一度火が着いたKCは連続ドライブで得点を稼ぎます。
点差と残り時間を考えるとQBガロッポロには重いプレッシャーになり、特にパスが単調になってしまいました。
KCのD#は集まりが良くミスタックルも無い堅実な守備でしたがやはりRBモズタートには走られてしまいました。パスもランアフターでかなりのヤード喪失。
しかし4Q逆転後のドライブではがっちり無失点に抑えて勝利に貢献しました。
ここ一番での死守が光ったのはスパニュオーロDCの采配とSSタイラン・マシューの存在が大きいと思います。
失点20は今季SF相手では十分合格ですね。
SFのD#は強力エッジラッシャーDEボサがKCのパスディフェンスを切り裂き大活躍。しかし、今までの相手と違いポケット外で走りながらの悪い態勢でも精度の高いパスを投げるマホームズを完全に抑えるまでには至りません。
いざと言う時はスクランブルもあるし……モバイルQB相手はちょっと分が悪い?
あとCBリチャード・シャーマンなどDB陣がここ一番で競り負けが多かったのも残念でした。INT2つ取りましたが失点は31。
今回はゲーム展開も面白く見どころ満載でした。安西先生アンディ・リードHC念願のSuper Bowl制覇おめでとうございます!!